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神話・イメージ

ヘシオドス『神統記』によると、始原の存在である神。混沌を具象化したような神。そこからガイア(大地)とタルタロス(冥界の最下層、奈落)が生まれるなど、世界が成り立っていく(こちらを参照)。

継承

カオス chaos:カオスは「混沌」の意味で一般名詞化。

カオス理論:予測できない複雑な現象を扱う「カオス理論」という言葉。混沌というとネガティブに感じるかもしれませんが、本来の「カオス」は様々な要素が渦巻き、あらゆる物を生み出す可能性を有しています。「カオス理論」も、そうしたイメージのほうを念頭においているといえるでしょう。

ガスという言葉:フランドル地方(現在のフランス北部やベルギー西部にまたがる地域)の医師で気体を研究していたヤン・ファン・ヘルモント(1579〜1644)が、chaosの発音をフランドル風に少し変えて使い始めた造語。

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