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別記事でもふれた、アトランティス情報について有名なサイトの紹介です。

それは、アイルランド在住の研究家トニー・オコーネルが長年に渡り運営している アトランティペディア Atlantipedia というサイト(https://atlantipedia.ie/samples/)。オコーネルは、オカルト解釈(何万年も前に栄えたアトランティスに超人類がいたとか、アトランティス人は宇宙由来であるとか etc.)には懐疑的・批判的な姿勢を前提としつつ、膨大な説や関連情報を公正にまとめ、紹介しており、更新・修正が頻繁になされているところからも、このサイトはとても有益です。また、その情報量や絶えざる更新は、世界中での失われた大陸への尽きない関心を感じさせもします。ちなみにオコーネルの人となりなども、以前から紹介しております訳書、マーク・アダムス『アトランティスへの旅』で叙述されています。

ただしこのAtlantipedia、当然といえば当然ですが、アトランティスをはじめとした「失われた大陸」への日本での関心についての情報は、ほとんど紹介していません。失われた大陸はグローバルな話題です。このブログ(そして管理人の著書等)は基本的に日本人読者を想定して日本語で書いておりますが、日本での「失われた大陸」情報を国外にも紹介・発信していくこと(いうまでもないですが、日本的な「偽史」を世界に認めてもらおうというような話ではありません)は、神話・伝説の影響力や人間の想像の展開について考えるうえで、大いに意義があることでしょう。そうした前段階の一つとしても、当ブログでは日本人による考察や独自の解釈提示へ目を向け、記録・情報集積をしていきたいと思っています。

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