ムー大陸を往く

最終更新日

2021年のクリスマス商戦の時期です。いま小学校一年生の子どもが、クリスマスに「ニンテンドースイッチが欲しい」と言い出しております。正直、お父さんも欲しい。

買うかどうかはともかく、それで自分の子どもの頃を思い出しました。私は、任天堂のファミリーコンピュータ用のRPG、『ドラゴンクエスト3』が社会現象になったことを鮮烈に覚えている世代です。はまりました、ドラクエ3。

そのときは全く知らなかったのですが、ドラクエ3にはムー大陸を意識している要素があります。このゲームの世界地図は現実の地球を反映しているのですが、主人公の故郷で、かつて世界を治めていたアリアハンが位置するのが、太平洋のムー大陸が存在したとされるあたりなのです。

また、世界の移動中に流れる曲「冒険の旅」は、当初「ムー大陸を往く」との仮タイトルがつけられていました。これは、ドラゴンクエストシリーズ25周年を記念して催された展覧会(2011~12)において公開された、作曲者すぎやまこういちの直筆楽譜に記載されていまして、ファンの間では有名な逸話のようです。

管理人はギリシア神話や、アトランティス、ムーなどのイメージ継承を探究しているわけですが、今回の話のように、自身の子ども時代にふれた物事、大げさにいえばルーツや原風景とでも表現できそうな、様々な事物に邂逅することがあります。それが懐かしいし、気づいていなかった自分の一部を確認するようで、おもしろく感じるようになったのが、探究モチベーションの一つです。

シェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトは reCAPTCHA で保護されており、Google の プライバシーポリシー利用規約が適用されます。

コメントする