法政大学 課外教養プログラム

最終更新日

管理人は先日、法政大学の課外教養プログラムプロジェクトの御依頼を受けまして、「受け継がれるギリシア神話の魅力」と題した遠隔講演をさせていただきました。

学生の学問的関心が多様化する中、正課授業では扱い得ない領域をカバーしニーズに応えるプログラムということで、幅広く学びの場やきっかけを提供する、おおいに意義ある活動・制度だと思います。また、そう思ったからこそご協力させていただきました。このプロジェクトについては以下をご参照ください。 https://www.hosei.ac.jp/gakuseishien/project/kagai/

単位や就職活動のためではなく主体的に学びたい、教養を得たい、という学生さんは多いです。管理人は教員として様々な大学で学生さんに接してきたので、特定の大学の話ではなく、そう感じています。

先述のプロジェクトの御依頼をいただいたのは本年(2021年)の夏でした。実は、それが本サイトを始めようと思ったきっかけの一つでもあります。最初に運営スタッフの学生さんからご連絡をいただいたとき、「ギリシア神話自体の授業は大学でもあるけれど、神話と現代とのつながりという観点だと独特なので」とお聞きしました。そこで、「神話がどう受け継がれ、身のまわりにつながっているか」は知的関心の対象として需要があるのだとあらためて実感したのです。そういう観点から、情報を蓄積して紹介したり、神話への関心を喚起することは、きっと社会的にも意義があるのではないかと。こちらも刺激をいただいた点で、ご依頼を感謝しています。

が、講演当日は限られた時間のなかでうまく話をまとめられず、また多様なニーズもあっただろうに十分にお応えできなかったなと反省しきりです。それはギリシア神話の内容がとても豊かで、影響も多方面に及んでいるからこそ、と自己弁護させていただきます。

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