原初の神々の継承例
神話・イメージ
こちらの記事を参照。
継承例
いずれ単独の記事に分割していくかもしれませんが、ここでは原初の神々(のなかでもマイナーかと思える神)の継承例をいくつかまとめて掲載します。
エレボス(暗黒)→南極大陸沿岸の活火山の名エレバス Mt. Erebus。
ニュクス(夜)→ラテン語では「ノクス Nox」。たとえばノクターン nocturne(夜想曲)、ノクターナル nocturnal(夜の、夜行性の)といった単語はラテン語系の表現。
アイテル(光)→光を伝播させるとかつて想像された物質の呼び名「エーテル」の由来。
ヘメラ(昼)→(昼、日という一般名詞として)ルネサンス期の小説、ボッカッチョの『デカメロン』。そのタイトルはギリシア語の「デカ(10)」と「ヘメロン」、すなわち「10日間の物語」の意である。
ヒュプノス(眠り)→眠りをイメージさせる事物の名称。 なおギリシア語の hypnos(眠り)を語源とするのが、催眠状態 hypnosis、睡眠薬 hypnotic、催眠術 hypnotism。
原初の神々にまつわるものは他にもたくさんあります。別個に掲載したり、まとめなおしたりしていく予定です。