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ビジネスマン向けの雑誌、『Wedge』(ウェッジ)2022年12月号「時代をひらく新刊ガイド」にて、拙著『アトランティス゠ムーの系譜学』を取り上げ紹介していただきました。各位ありがとうございます。

『Wedge』は、JR東海グループの出版社であるウェッジが毎月発行している総合情報誌で、毎月20日に発売。東海道・山陽新幹線のグリーン車では無料で配布されています。というわけで、いわゆるビジネスマンではなくグリーン車にもめったに乗らない(生涯で2度乗ったな)私にはあまりなじみのない雑誌だったりするわけで…。「需要あるのか、アトランティスとムー大陸!」と当初思ったのですが、拙著に目を留め、リモート取材をしていただいたノンフィクション作家の稲泉連さんがうまくまとめてくださっているように、人間は事実だけでは生きられない、人間は事実と想像の狭間でゆれつつ物語を求めずにいられない、といったことを意識するためにも、需要はきっとあるのでしょう。世のビジネスパーソンにも読んでほしい、『アトランティス゠ムーの系譜学』。

リモート取材でのインタビュー中に私がふと思って口にしたことでもあるのですが(雑談のようなものでしたし紹介記事ではそこは取り上げられていませんけれども)、40~50代くらいの私と同世代の方々に本書を手に取っていただき、世知辛い仕事や現実社会のことはちょっと忘れて、夢やロマン、懐かしの物語などに思いを馳せていただくのもいいかなと。

なお本書を取り上げてくださったノンフィクション作家の稲泉連さんは、2005年『ぼくもいくさに征くのだけれど―竹内浩三の詩と死―』(中央公論新社)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞された著名な方で、近著に『廃炉「敗北の現場」で働く誇り』(新潮社)があります。

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