ゼウス Zeus
物語・イメージ
オリュンポス12神の主神。英語でジウス Zeus、ローマのラテン語ではユピテル Jupiter。天空の神。象徴は雷霆、大鷲、王杖。髭をたくわえた壮年の男性として思い描かれる。その物語とイメージについて詳しくは、別記事での解説を参照 →「ゼウス/ユピテル」
継承
◆オリンピック:古代ギリシアにおいてゼウスの聖地であったオリュンピア(オリンピア)で、ゼウスを讃えて四年に一度開催されていた運動競技会が由来。ちなみにゼウスの称号の一つで、「神々が住まうオリュンポス山を統べる」といったニュアンスの「オリュンピオス」の地名形がオリュンピア。現代のオリンピックという一般的な呼び名は、Olympic Games(オリュンピアの競技会)を短く言っている形。
◆絵画:ゼウスのラテン語での呼び名ユピテルの方がタイトルになっている絵画も多い。そちらも参照。
◆キャラクター(名)
□マーベル・コミックのゼウス(MCU映画ではラッセル・クロウが演じた。DCコミックスにもゼウスは登場)。
□映画『ダイ・ハード3』における、主人公の相棒(演:サミュエル・L・ジャクソン)の名。西洋文化圏では、今でも男性名として用いられることがあるらしい。
◆星座:ゼウスが変じた姿が「おうし座 Taurus」や「はくちょう座 Cygnus」、「わし座 Aquila」の由来とされる。
◆その他、ある集団のトップを象徴する名称や、強い影響力をイメージさせる名称などとして、無数の例がある。
□1975年生まれの管理人がまず思い浮かぶのは、「ビックリマンチョコ」のシールのキャラクター「スーパーゼウス」(そのシールは、2022年現在、数万円から10万円以上で収集取引されることがあるようで驚いた)。
例が多過ぎて、むしろ選択に困りますが…随時更新予定です。